アスリナワインの魅力〜こだわりの製法〜

アスリナワインのブドウは、南アフリカの沿岸地域(Coastal Region)で収穫されています。 背景に雄大な山脈が連なり、畑の向き、標高、そして土壌が多様性に富んでいるので様々な特徴を表すことができます。 緯度を考えると高温な気候のはずなのですが、南極から北上するベンゲラ海流が沿岸地域に冷却効果をもたらしてくれます。また、夏にはケープ・ドクターと呼ばれる強く涼しい風が吹くおかげで 病害虫の発生するリスクも抑えられ、薬剤の使用を少なくすることができます。 これは、より自然で美味しいワインを造る上で、とても大切なポイントです。自然がもたらしてくれる、ありがたい恵みです。

アスリナの白ワインは、シュール・リーという製法を行なっています。これは、発酵後に、酵母などから成る「澱」を取り除かず、しばらくワインと容器の中で一緒に熟成させるスタイルです。 これにより、ワインに爽やかで新鮮な中にも濃厚な感触が生まれ、味わい深くなります。

アスリナの赤ワインは、木樽の中で時間をかけてゆっくり熟成させます。その期間はヴィンテージにもよりますが、だいたい20ヶ月です。 ゼラチンや卵白を使用する「清澄」という作業は行いません。
日本でも、最近ヴィーガンワインへの関心が高まっています。世界中から人々が訪れる日本で、みなさまが飲めるカテゴリー。アスリナも是非お楽しみいただきたいです。